赤ちゃんや小さなお子さんの肌に、繰り返し出る湿疹やかゆみ。

「これって、もしかしてアトピーかも…？」と感じたことはありませんか？

実際に、小児科に来られる方の中には、最初は「ただの乾燥肌かと思ってた」という方も多いんです。

アトピー性皮膚炎は、肌のバリア機能が弱っているところに、アレルゲンや汗などの刺激が加わって炎症が起きるものです。
赤くなったり、かゆがったり、掻いてしまってさらに悪化する、そんな悪循環が続きやすいのが特徴です。

当院では、小さなお子さんのアトピー治療に力を入れています。
薬だけに頼るのではなく、肌を育てていくという考え方を大切にしています。
たとえば、毎日のスキンケアの仕方や入浴時の注意点、お洋服の素材選びまで、ご家庭でできる工夫をていねいにご説明しています。

「石けんは何を使えばいいの？」「保湿ってどれくらい必要？」といった素朴な疑問も遠慮なくおたずねください。
お子さんの年齢や肌質に合わせて、ぴったりのアドバイスをお届けします。

また、症状が重い場合や、なかなか良くならないときには、外用薬や抗アレルギー薬のご提案もします。
大切なのは、無理なく安心して治療を続けられること。
そのために、医師と保護者が同じ方向を向いて取り組めるよう、しっかりと話をしながら進めていきます。

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