子供の「ゼーゼー」や「長引く咳」を喘息だと見極めるポイントは?
風邪を引いた後に咳だけが2週間以上続いたり、走り回った後に「ヒューヒュー」という音が聞こえたりすることはありませんか。
単なる風邪の残り火だと思っていたら、実は気管支喘息だったというケースは少なくありません。
喘息は、空気の通り道である気道が慢性的に腫れてしまい、ほんの少しの刺激で狭くなってしまう病気です。
喘息かどうかを見極める大きなポイントは、症状が出る「時間帯」と「環境」にあります。
喘息の咳は、夜寝ている間や明け方にひどくなるのが特徴です。
これは夜間に副交感神経が優位になり、気道が狭まりやすくなるためです。
また、「季節の変わり目」「冷たい空気に触れた時」「布団に入って体が温まった時」などに咳き込む場合も、気道の過敏性が高まっているサインです。
治療の進め方は、昔とは大きく変わりました。
以前は「発作が起きた時だけ薬を使う」のが主流でしたが、今は「発作が起きない状態をキープする」ための長期管理が基本です。
具体的には、吸入ステロイド薬を使って、気道の炎症を毎日じわじわと抑えていきます。
「ステロイドを毎日使うのは怖い」と感じる親御さんもいますが、吸入薬は肺に直接届くため、全身への副作用は極めて少なく、むしろ発作を繰り返して気道がボロボロになるリスクの方がはるかに大きいです。
咳が続くと、子供は熟睡できず、昼間の集中力も落ちてしまいます。
「いつものことだから」と見過ごさず、早めに対処することで、スポーツも遊びも全力で楽しめる体を作ることができます。
富田林にお住まいの方は、お子様の咳が気になったり、呼吸の音が気になったりした時は、ぜひご相談ください。