食物アレルギー、自己判断せずにご相談を
離乳食が始まると、食べ物への反応が気になるようになります。
「初めて卵を食べた日に赤くなってしまって…」
そんなご相談がとても増えています。
食物アレルギーは、体の免疫が特定の食品に対して過剰に反応してしまうことで起こります。
症状は皮膚のかゆみや湿疹、くしゃみや鼻水、ひどい場合には呼吸困難などを引き起こすこともあります。
「これはアレルギーかも」と思っても、ネット情報を頼りに自己判断で食品を制限してしまうのは実はとても危険です。必要のない除去を続けると、かえって栄養が偏ったり、成長に影響が出てしまうこともあるからです。
当院では、血液検査や問診などを通じて、正しい診断と安全な食事のアドバイスを行っています。
たとえば、アレルギーのある食材でも、加熱すれば少しずつ食べられるようになる場合もあります。
また、保育園や学校に通っているお子さんの場合、「どこまで伝えればいいのか」「給食はどうすればいいか」といった日常の困りごとも多いと思います。
必要に応じて、診断書の発行や保育施設への連携も行っておりますので、ひとりで抱え込まずにご相談ください。
「この子、何が食べられて、何がダメなのか、はっきりさせておきたい」
そんな風に感じたときが、診察のタイミングです。
富田林で小児科をお探しの方はぜひお越しください。