夜中の咳、鼻水…もしかして喘息や花粉症?アレルギーとの付き合い方

夜中や明け方に、お子さまがコンコンと咳き込み始め、だんだん苦しそうになっていく。

「ゼーゼー、ヒューヒュー」という呼吸の音に、背中をさすってあげることしかできず、不安な夜を過ごした経験はありませんか。

あるいは、春先になると決まって鼻をぐずぐずさせ、ティッシュが手放せなくなる。
それは「いつものこと」や「ただの風邪」ではなく、気管支喘息やアレルギー性鼻炎(花粉症)のサインかもしれません。

これらは気道に起こるアレルギーで、お子さまの健やかな成長や日常生活の質に大きく影響することがあります。

気管支喘息のお子さまの気道は、健康な子に比べてとても敏感で、少しの刺激でも狭くなりやすい状態になっています。

細いストローで息をするのを想像してみてください。
とても苦しいですよね。

ホコリやダニ、冷たい空気、風邪のウイルス、運動などが刺激となって気道がキュッと狭くなり、咳が出たり、息が苦しくなったりする。
これが喘息の発作です。

治療の目標は、この苦しい発作を起こさないようにすること。
発作が起きたら薬を使うのではなく、「発作が起きない穏やかな毎日」を目指すことが何よりも大切です。

そのためには、発作を鎮めるためのお薬だけでなく、気道の炎症を普段から抑えて発作を予防する「長期管理薬」を毎日きちんと続けることが重要になります。

小児科専門医としてしっかりとお手伝いさせていただきます。
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