そのかゆみ、ただの湿疹?アトピー性皮膚炎の正しいスキンケア

生まれたばかりの頃は、あんなにすべすべで触れるのが嬉しかった赤ちゃんの肌。

それがいつからかカサカサになり、赤い湿疹ができて、夜中にかきむしる音で目が覚める。

「私のスキンケアが悪いのかな」
「何か悪いものを食べさせてしまったのかも…」

そんな風に、ご自分を責めてしまっているお母さん、お父さんはいらっしゃいませんか。

お子さまのアトピー性皮膚炎は、決して誰かのせいではありません。
正しい知識を持って、適切なケアを根気よく続けることで、必ず良い方向へ向かっていきます。

アトピー性皮膚炎の肌は、例えるなら、壁に隙間がたくさん空いているお家のような状態です。

本来、私たちの肌は「バリア機能」という丈夫な壁で、外からの刺激物(アレルゲンや細菌など)の侵入を防ぎ、内側の水分が逃げないように守ってくれています。

しかし、アトピー性皮膚炎のお子さまは、生まれつきこのバリア機能が弱い傾向にあります。

隙間だらけの壁では、外から刺激が入り放題になり、それがかゆみや湿疹といった炎症を引き起こします。

そして、かゆいから掻いてしまうと、さらに壁が壊れてしまう、という悪循環に陥ってしまうのです。

この悪循環を断ち切るために、小児科で治療を行いましょう。

主にステロイドの塗り薬と、保湿ケアで対応しています。
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