子供のアトピーはなぜ夜にひどくなる?パパママが知っておきたいお風呂と保湿の正しい手順
子供が夜中にかゆがって泣き出すと、見ている親御さんも本当につらいものです。
日中は元気なのに、布団に入った途端に体を掻きむしるのには理由があります。
人間の体は、夜になるとリラックスモードに入り、副交感神経が優位に働きます。
すると体温が上がって血管が広がり、皮膚のかゆみを感じやすくなる性質があるのです。
さらに、寝ている間は布団の摩擦や汗の刺激も加わります。
バリア機能が弱まった肌にとって、これらはすべてかゆみを引き起こす引き金。
この夜間の強いかゆみを防ぐためには、毎日の正しいスキンケアの手順が欠かせません。
まず、お風呂の温度は38度から40度くらいのぬるま湯に設定することが大切。
熱いお湯は肌の油分を奪い、乾燥を悪化させてかゆみを強める原因になります。
体を洗う時は石鹸をしっかりと泡立てて、手のひらで優しく包むように洗ってください。
ゴシゴシとタオルで擦るのは、肌のバリアを破壊するNG行為。
お風呂から上がったら、水分を拭き取る時もタオルを肌にそっと押し当てるようにします。
そして、ここからが一番重要なポイント。
水分が蒸発する前の「5分以内」に、必ず保湿剤を塗る必要があります。
塗る量の目安は、大人の人差し指の先から第一関節まで出した量。
これで、子供の手のひら2枚分の面積に塗るのが適切なボリュームです。
肌にのせる時は擦り込まず、手のひら全体を使って優しく滑らせるように広げます。
カサカサしやすいひじやひざの裏、首回りは特に丁寧なケアを意識しましょう。
こうした日々のスキンケアを継続することで、肌のバリア機能は少しずつ高まります。
かゆみで眠れない夜が続くと、子供の睡眠不足や集中力の低下にも繋がっていくもの。
当院では、一人ひとりのお子さんの肌の状態に合わせたスキンケア指導や処方を行っています。
富田林にお住まいの方はぜひご相談ください。